Macにて1Passwordのマスターパスワードが変更(更新)されないことの解決方法を紹介します^_^
はじめに
1Passwordのアプリはこちら(iPhone、Android)
Windowdでも1Passwordを使っていて、Macの1PasswordはなんかUIが古いな、と今さら気づき、バージョンが結構古いことがわかりました。(Version 6.8.6)
1Passwordアカウントを持っておりサブスクリプションで年額を払って使用しています。
というわけで、マスターパスワードが各デバイスで同じになるはずです。
ところが、Windowsでマスターパスワードを変更したところ、Macには反映されず古いマスターパスワードのままでした。
Mac以外ではiPhoneでも1Passwordを使用していますが、こちらは新しいマスターパスワードに変更されていました。
Macだけです。
最初はバージョンが古いからかな?と考えていましたがバージョンが古いことが原因ではありませんでした。(2019/09/03現在、バージョン7)(最新版にしておいた方が良いと思います!)
原因の判明
どうやら、

上記サイトさんのMacの項目を参照させてもらいますと、
マスターパスワードはスタンドアロン保管庫がある場合はスタンドアロン保管庫のマスターパスワードが適用される
とのことです。
私の場合、もともとDropboxで同期していたスタンドアロン保管庫(私の場合はプライマリ保管庫と表示されています)があり、サブスクリプションに移行した経緯がありますので上記に相当します。(正確には移行したわけではなく、プライマリ保管庫の中身をサブスクリプションのPersonal保管庫に丸コピして運用を開始しました)
ですので、古いマスターパスワードが適用され続けていたというわけです。
解決法
プライマリ保管庫を削除しましたら、マスターパスワードの更新を促す画面が出て、Personalと同じマスターパスワードに変更になりました。解決!
解決法の詳細
以下、詳細を記載しますのでご覧ください^_^
1Passwordを開き、”保管庫”を押します。

登録されている保管庫が表示されます。
ここではサブスクリプション契約して、今運用している”Personal”と、昔運用しており今は使っていないDropbox上の”プライマリ”が表示されています。(昔はDropboxで運用できていましたが、今はできないですね)
このプライマリがあるために、マスターパスワードがこのMacだけ更新されないので、プライマリを削除します。

“プライマリ”にマウスカーソルを当てると”・・・”が表示されますので、一番下の”保管庫を削除…”を押します。

マスターパスワードの入力画面がでるので、 マスターパスワードを入力します。

マスターパスワードを入力したら、 ”ヴォールトの削除”押します。
※注意※
これを実行すると保管庫が削除されで復元できなくなります。実行には十分注意し、自己責任で行ってください。私の場合は、プライマリのデータはすべてPersonalに移してあり、プライマリの中身は空っぽにしてありましたので、実行しました。本当に大事なデータですし、チキンな私は、Personalに移したあとも、しばらくPersonalとプライマリで2重で同じデータを登録管理しておき、確実に移行できているか確かめながら、確認できたものからプライマリ側のデータを削除(ゴミ箱)していきました。そのくらい念を押しておいてよかったと思っています。

後悔先に立たずですからね。

“アカウント”のパスワードを入力します。
これが、私の場合で言うところのサブスクリプション契約している、WindowsやiPhoneと同期している”Personal”のマスターパスワードです。これで、ようやくこのMacの保管庫もマスターパスワードが変更(更新される)ことになります。

あとは、通常通り1Passwordを使用するだけです。
以上です。
お疲れさまでした(^^)
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