長く使ったMacbook Pro late2011には勇退してもらい、新入りとしてMacbook Air late2018に来てもらいました!
Proは故障もなく、まだまだ現役ですが、別のユーザーさんの元で第二の人生?PC生?を送ってもらいたいと思います^_^
と言うわけで、Macを売却する前にやるべきことをまとめました。
なお、以下は新しいMacへのデータ転送は考えていないので、現Macのバックアップは行なっていません!
ですので、現Macから新Macへデータを転送したい方は現MacのバックアップをTimemachineを用いてとり、新Macで復元して下さい^_^
iTunes からサインアウトする(認証解除)
iTunesの認証を解除します。
まず、iTunesを開きます。
次に、上部のメニューバーから「アカウント」→「認証」→「このコンピュータの認証を解除」をクリックします。
Apple IDとパスワードを入力します。
入力したら、「認証を解除」をクリックします。
認証が解除されると、以下のように正常に解除された旨の表示がでます。
これで「iTunesからサインアウトする(認証解除)」は完了です。
ですが、一応ちゃんと認証解除されたかどうか確認してみます。
上記と同様に「このコンピュータの認証を解除」をクリックしてみます。Apple IDのパスワードを入力しますと、以下のように「このコンピュータは認証されていません。」と表示されました。これでちゃんと認証解除されたことが確認できました。
Macを探すをオフにする
「Macを探す」をオフにします。
これをやっておかないと、新しいユーザさんが初期化したMacを使う際に、私(前ユーザ)のApple IDとパスワードを求められ、先に進めなくなってしまいます。
システム環境設定を開きます。
「iCloud」をクリックします。
下にスクロールすると、一番下に 「Macを探す」 がありますので、チェックボックスをクリックしてオフにします。
これで「Macを探すをオフにする」は完了です。
iCloudからサインアウトする
先ほどのiCloudの画面から、「サインアウト」をクリックします。
このMacの中にiCloudのデータを残すか聞かれます。
ここでの例では連絡先とリマインダーです。
あとで、初期化するのでデータが消えるので問題ないのですが、このMacにはデータを残す必要は無いので、ここで2箇所のチェックを外します(つまりデータを残さない)。「続ける」をクリックします。
iCloudから正常にサインアウトされると、iCloudのサインイン画面が表示されます。
これで「iCloudからサインアウトする」は完了です。
インターネットアカウントの削除
このMacに登録してあるインターネットアカウントも削除しましょう。
インターネットアカウントとは、例えば、メールやカレンダーの同期に使用しているGoogleアカウントなどです。
iCloudの右隣の「インターネットアカウント」をクリックします。
登録されたアカウントが一覧で表示されますが、削除するアカウントを選んだら、「ー」をクリックします。
「アカウント******を削除してもよろしいですか?」と表示されますので、「OK」をクリックすると削除ができます。
同じ動作を繰り返して、すべてのアカウントを削除します。
全部削除できれば、「アカウントなし」と表示されます。
これで「インターネットアカウントの削除」は完了です。
iMessageからサインアウトする
「メッセージ」をクリックして開きます。
メニューバーから「メッセージ」→「環境設定」の順でクリックします。
「アカウント」をクリックし、登録されたアカウントをクリック、そして「サインアウト」をクリックして、サインアウトをします。
「iMessageからサインアウトしますか?」と確認がありますので、「サインアウト」をクリックします。
正常にサインアウトできれば、一旦メッセージAppを閉じて、再度開くとiMessageのサインイン画面が表示されます。
これでサインアウトできました。
「iMessageからサインアウトする」は完了です。
登録したBluetoothデバイスの登録を解除する
「システム環境設定」を開きます。
「Bluetooth」をクリックします。
登録されたBluetoothデバイスが表示されます。
Bluetoothデバイスの部分にマウスカーソルをあてると、「×」が表示されますのでクリックします。
「削除」をクリックします。
複数登録があれば、同じ作業を繰り返します。
すべての削除が完了したら、「登録したBluetoothデバイスの登録を解除する」は完了です。
ディスクの消去
上記までで、設定等の解除作業が終わりましたので、次はストレージ内のデータ消去を行います。
ディスクの消去は、macOSユーティリティーで行いますので、まず、以下の方法でmacOSユーティリティーを開きます。
macOSユーティリティーを開く
- Macを再起動します
- 再起動し、リンゴマーク🍎が出ている間、command(⌘) + Rキーを押しっぱなしにします
- macOSユーティリティーが開きます
command(⌘) + R について
command(⌘) + R で、macOSユーティリティーが開き、ディスクの削除やmacOSの再インストールができますが、キーの組み合わせが複数あり、再インストールできるmacOSが変化しますので、ここで紹介します(^ ^)
Appleの公式に記載があります。
これらはインターネット接続が必要なので、Wi-Fi環境は準備しておいてください
- command(⌘) + R(推奨)
- 購入時に入っていたmacOSがインストールできる方法です
- つまり、古いMacなら、かなり前のバージョンのmacOSがインストールされることになります
- 通常は、この操作がAppleから推奨されています。
- option + ⌘ + R
- Macと互換性のある最新バージョンのmacOSがインストールできます
- 2019/09/16現在であれば、macOS Mojaveがインストールできます(互換性のある機種なら)
- shift + option + ⌘ + R
- これは、macOS Sierra 10.12.4 をインストールしたことがある場合限定です
- Mac に当初付属していた macOS、またはそのバージョンに一番近い、現在も利用可能なバージョンがアップデートを含めてインストールできます
キーコンビネーションは上記3つがありますが、通常は (macOS Sierra 10.12.4 をインストールしたことが無い場合は特に)「command(⌘) + R」が推奨されているようです。
ですので、私自身はほとんど command(⌘) + R を実行しています。
ディスクの削除には先程のmacOSユーティリティで、「ディスクユーティリティ」をクリックします。
消去したいディスクは、ここでは「Macintosh HD」です。
灰色文字になっていて、選択できませんので、まずマウントします。
左側の灰色になっている内蔵ーMacintosh HDをクリックし、「マウント」をクリックします。
パスワードが求められるので、Macにログインするときのパスワードを入力し、「ロックを解除」をクリックします。
無事マウントされると、ストレージの使用部分が青色で表示されます。(使用済みと記載されているところ)
これで「消去」がクリックできるようになるので、「消去」をクリックします。
※注意※
すべてのデータが消え(初期化されます)、後戻りはできなくなります。
「Macintosh HDを消去しますか?」と聞かれるので、「消去」をクリックします。
名前、フォーマット(APFS)は基本的にそのままで大丈夫です。
「ディスクの消去」は完了です。
macOSの再インストール
消去してスッキリしたので、macOSユーティリティに戻り、「macOSを再イントール」をクリックします。
あとは、画面に表示される手順に沿って進めていけばOKです。
「macOSの再イントール」は完了です。
長くなりましたが、以上です。
売却する際は、漏れがないように一つ一つ確実にこなしていきたいですね(^o^)
お疲れさまでした(^o^)