HILMO(ヒルモ)LP-C2207を分解した^_^

ピストでヒルモを使ってて具合が良いのでママチャリに導入すべく購入! 中身を見てみたくなるのは性なのか、新品を分解して見てみました。壊さなくて良かった・・・・笑 写真たくさん載せました^_^ ヒルモについて 購入したのは、ヒルモのLP-C2207のカゴ下取り付けタイプです。 ヒルモは安全の観点から暗くなったらつくのではなく、常時点灯のライトです。 アマゾンで1444円とお安く購入できました(^^) マニュアル https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-CALP001-03-JPN.pdf https://si.shimano.com/api/publish/storage/pdf/ja/um/7G20A/UM-7G20A-003-00-JPN.pdf これはあまり役に立たなかった資料(添付されていた資料のQRコードから) 分解の意図 ハブダイナモは従来の6V2.4Wより出力を抑えて6V0.9Wとなっており、常時点灯でもチャリこぎが重くならないように工夫がされています。 ヒルモのハブダイナモ0.9Wで使用するのが当然なのですが、ママチャリのは従来の2.4W 負荷が軽くなるとハブダイナモは電圧が高くなるので、そのへんが大丈夫か確認するために回路を見ようと思って分解しました。 ライトは0.9Wのダイナモで駆動する設計になっているので、最大でも0.9W程度しか消費しないですが、それを2.4Wのダイナモにつけると、ダイナモ側からは負荷が軽くなる(2.4Wから0.9Wにへる)のでその分電圧が高く出てしまうというわけです。 すると半導体素子の耐圧とか諸々の問題がでて壊してしまう可能性があります。(たぶん) ハブダイナモの特性については、各サイトさんで詳しく測定されているので、そのデータを参考にさせていただきます。ありがとうございます!(^^) みると、速度30km/h時に負荷開放(最も軽負荷)で19Vrms程度なので、最大で20Vrmsくらいと考えておきます。素子耐圧はこれを考慮してみます。 分解 アマゾンで購入するとこんなパッケージで届きました。 簡易包装で良いですね。本体と付属ネジが袋のラミネートで仕切られているのもいい配慮です、シマノさん。 端子は、J2-Aタイプで、ハブダイナモにコネクタ1つでさせるようになっています。 従来型はJ2タイプで平型の圧着端子2本接続です。もしくは1本(1本のときはチャリとの取り付けネジ部分がアースとなっています。錆びてると電気が流れずに点灯しません) ネジを緩めると、角度が変えられます。※ネジはこの状態からは抜けないので注意! レンズ側のカバーをひねって外してから、黒カバーを外します。 マイナスドライバーでちょっと浮かせてやれば↓写真のように動きます。 取れました。 ネジはカバーを外したら抜けます。ネジを外せば取付金具が取れます。 レンズ部分はOリングがあるので、爪楊枝で角を持ち上げて、ピンセットで丁寧にとりました。 接着はされていないですが、ピッタリはまって少しくっついています(ゴムだから?) 基板。使ってない穴があるので、他製品にも流用しているんですね。 真ん中の黄色いチップがLEDです。約2mm各です。ちっちゃい! 表面には半導体素子が2つしか見当たりません。基板が厚めなので、もしかして内層に部品が実装してあるんですかね?わかりません。厚みがあるのは単に強度のためかもしれません。 シルクはD1,D2とあるのでダイオードと推定します。 レーザー刻印がD2Sとあるので、調べてみると、どうやらロームのショットキーダイオードですね。 多分、RBE2EA20A https://fscdn.rohm.com/jp/products/databook/datasheet/discrete/diode/schottky_barrier/rbe2ea20atr-j.pdf Vfはmax0.39V程度らしく、測ってみるとどれも0.13V程度だったので大体あってそうです。 ダイオードが2個しか見当たらないので、単純にダイナモの交流を全波整流していると考えました。 きっとどこかに制限抵抗があるはず! 平滑コンデンサも見当たりませんし、手持ちのヒルモは漕ぎ出しがピカピカ光る(点滅)ので、漕ぎ出しの低周波が全波整流してボコボコしているので点滅していると考えれば、全波整流かもしれません。 すると、ダイオード1つにはダイナモの電圧がそのままかかるので、最大19Vrmsとすれば、ピーク電圧は19V*√2=26.8Vpeak(正弦波)となります。 データシートだと、逆耐圧が20Vなのでオーバーしていますが、サージ耐量が30Vで、正弦波の半波がデューティ50%と考えれば30V耐圧と考えて良いと思います(強引) よって、多分大丈夫でしょう!(自己責任で) まあ、アマゾンのレビューでも普通に使えました!とあるので平気なんだと思います。 内側は空っぽ 取り付けた カゴ下につけました。 タイヤとのクリアランスが心配でしたが5mmくらいはとれたのでOK 平型端子は勿体ないので半田付けで再利用 交流だから線はどっちでも良いと思ったんですけど、黒いラインが入っている線があります。平型端子も同じもの2つではなく2種類あって、小さい端子と大きい端子に分かれています。もともとついていたライトは大きい端子に黒いラインがある線が繋がっていたので同じようにしました。接地(アース)ってことですかね。 問題なく点灯 めちゃ明るくて良いです!! 現場からは以上です(^^)

2021/04/10 · Last updated on 2021/05/10 · 1 min · 55 words

700Cホイールを160サイズで送る

700Cのホイールをネットで買うと、すごくでかいダンボールで来ます。 160サイズを越えると通常の宅急便ではなくなり、ヤマトなどでは家財便となります。すると送料もめっちゃ高くなります。 メルカリなどで売るときはなんとか160サイズで送りたいものです。 ネットの海を彷徨っていると、160サイズで送れるホイールダンボールの寸法を公開してくださっている方がいたので、実際に作ってみました(^^) 参考 まずはじめに参考にさせてもらったサイトさん おかげさまで安く送れました。ありがとうございます(^^) 早速作る 近所のホムセン(島忠)で引っ越し用の160サイズを買ってきました。600円なり。 寸法図に則り、線を引きます。 切ります、つなげます。 ガムテープぺたぺた貼ります。組み上がりました。 ホイールを前に置いてみると、このくらいのサイズ感。 ホイールを入れるとこんな感じ。クイックは抜かないと無理そうだったので抜きました。 ホイール抜き ダンボールを閉めるとホイール上面とダンボールとの隙間は40mm弱くらいなので、梱包材を入れればいい感じのぴったり具合です。 梱包材(新聞紙)を詰めた 完了!

2020/09/22 · Last updated on 2020/09/22 · 1 min · 18 words

コラムカット【中華カーボンシングルスピードバイク】

コラムカットです^_^ 他の記事は以下↓ 本当はソーガイドが合ったほうがまっすぐ切るために良いのですが、無いので、鉛筆で印をつけてそれに沿って切ることにしました。 カットには金鋸(刃は100均)を使いました。 面取りに、ダイヤモンドカッターとハンディーリューターを使いました。 金属と違ってサクサク切れるのがカーボン 鉛筆で一周書いて、軽く傷をつけて位置を確定します。 カット前 最初は粉塵が飛ぶのが嫌だったので、ゴミ袋内で切り始めましたが、ハンディーリューターだとやりずらい。やめました。金鋸に切り替え。 金鋸で切っているの図 一方方向からだと曲がる可能性があるので、コラムを回しながら切っています。 カット完了 カット面と内側がボサボサしています。 これが刺さるとチクチク痛いんですよね。手を洗っても取れないやつ。 いらない方のカット面 ボサボサ ハンディーリューターで面取り 内側と外側の面取りをしました 続いて、プレッシャーアンカーを入れます。アンカーはフレームと一緒に買ったヘッドパーツに含まれています。 滑り止めのためにFinish LineのFiber Gripをアンカーのコラム内側に当たる面(ボコボコしている面)に塗ります。 Fiber Gripはザラザラしていて、カーボン面に食いつくような感じで固定します。(コンパウンドや塩の歯磨き粉みたい) カーボン対カーボンの平らな面だったらバッチリ効果がありそうですが、アンカーのボコボコが大きいのであまり意味がないかもしれません。 DIXNAのカーボンアンカーのように紙やすりのような面だったらいいかもしれませんね。今回はこれでとりあえず良しとします。 アンカーの仮固定完了 だいたいまっすぐ切れたようです。 アンカーの締め付けトルクはもちろん分からないので、いろいろ調べて6N•mとしました。 次にフォークをフレームに取り付けます。 クラウンレースにたっぷりポリリューブ1000を塗ってベアリングをとりつけます。 下ベアリングには上下がありますので、気をつけます。 角が取れている方が上です。 フレーム側のベアリングが当たる面にもグリスを塗ります。 上ベアリングにも同様にグリスを塗り、ステムを仮固定しました。 ちょっとコラムが長いようなので、後でもう少しカットして微調整しようと思います(^^) おわり(^o^)

2020/04/11 · Last updated on 2023/09/29 · 1 min · 37 words

BB圧入【中華カーボンシングルスピードバイク】

今回はBB圧入です(^o^) 他の記事はこちら↓ 圧入式は初めてだったのですが、割りと簡単にできました。 準備 始める前に以下を準備しました。 BB : シマノのBB-RS500-PB BB圧入器具 : Aliexpressで安いやつを購入 グリス : ParkToolのポリリューブ1000 PPL-1 フレームにはBB86しか書いてなかったので、シマノのプレスフィットBBだろうということで、得意のAmazonで安いやつをゲットしました。 ねじタイプはBBといったらデュラという偏見があったのですが、いろいろ種類があるんですね。 シマノのプレスフィットでもデュラとアルテとGRXがありましたが、これはGRXです。 1,800円なり BB圧入器具は、構造も簡単ですし、自作している例もたくさんあったんですが初めてやるので買いました。 これもAliexpressで安かったので購入。1,000円くらい。送料込みで1,800円 グリスは5年前くらいに買ったParkToolのポリリューブ1000 PPL-1がまだあるので、それを使いました。たまにカーボンを犯してしまうグリスもあるようですが、これは大丈夫みたいですね(どっかの記事で読みました。未検証ですが。) グリスは中々無くならない。デュラグリスはネバネバしているので、私はこっちのほうが好きです。 圧入 圧入面は凹凸をサンドペーパーでさらって、グリスをべっとり塗りました。写真よりもっとたくさん塗ってます。もりもり。 六角レンチでグリグリ締めていきます。 途中、パキッと音が鳴りましたが気にしな〜い 圧入完了 ホローテックⅡのクランクは少し入りづらかったのでゴムハンマーでトントンしながら入れました。 写真ではチェーンリングが2枚ついてますが、外してシングル用の厚歯をつけています。 そういえば、PCD(BCD)130のホローテックⅡクランクってあんまり無いんですね。探すのに苦労しました。 4アームになったら、コンパクトクランクはPCD110オンリーらしいです。5アームが最後か。 一応、シングルのチェーンリングは48TのPCD130用なので、PCD110用の探したのですが、48Tがぜんぜんない。46Tはあるんですけどね。 何より余計に金がかかってしまうので、これに落ち着きました。 フィキシングボルトはチェーンリングが2枚から1枚になるので、薄いタイプが必要と思いましたが、変えなくて大丈夫でした。厚歯故にチェーンリングも厚いから大丈夫だったのかな? 以上(^o^)

2020/04/05 · Last updated on 2023/09/29 · 1 min · 37 words

Aliexpressでフレーム注文から届くまで【中華カーボンシングルスピードバイク】

去年2019年12月にAliexpressで買ったフルカーボンのシングルスピードフレームのシートポストのことを以下の記事でまとめましたが、今回は買った時のことを残しておこうと思い記事にしました(^o^) 買ったフレーム 買ったのはこれ fm269 50.5cmのBB86 他のスペックはリンク先を御覧ください。 ヘッドセットは付属していないようだったので一緒に買いました。1000円くらい。このフレームのページに書かれていました。 ¥ 28,503 13% Off | 2019 SERAPH bike carbon fixed gear have brake fixed gear bike frame with BB86 carbon fixed bike frame aero bicycle frame ¥ 1,085 | free shipping EBike Taper top 1-1/8″ down 1-1/2″ for Carbon Road Bike Cycling Headset Steereed Tube Carbon Bicycle Headse , H373 SERAPHというブランドらしいですが、知りません笑 フレームは無塗装の黒マット地。いわゆるそのまんまカーボン。 画像だと28,503円なのですが、私が買った時は25,054円でした。 発送がEMSってのもよいところ。 送料もEMSで5,000円だったので、合わせて約3万でフルカーボンフレームが手に入りました。 特に決め手は無かったのですが、安いフルカーボンシングルスピード用を探してて、フレームテストの様子や工場の風景、証明書等が載っていたので、少し安心かな?と思って買ってみました。まあ、値段があれなんで折れても自己責任で。 あとは、追加で$50払えば、色を塗ってくれます。 PANTONEのカラーナンバーを指定すればできるらしいので、チャレンジしたのですが、あちらの持っているPANTONEのバージョンが古い?ものらしく(カラーが少ない?)欲しい色が無理っぽそうだったので諦めました。 塗りたかった色は Sand Dollar 。PANTONE社が毎年流行カラーを発表するColor Of The Yearがありますが、この色は2006年のカラーです。...

2020/04/05 · Last updated on 2023/09/29 · 1 min · 172 words